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革小物の用語集

革小物にまつわる用語集を集めました。
革小物を探していると意外と知らない言葉が出てきます。もちろん専門家の人や革製品について精通している方には当たり前の言葉かもしれませんが、革小物ビギナーの方にとってみれば「?」な言葉があります。
革小物に関するちょっと専門的な言葉の意味を知ると、より革小物の魅力を知ることが出来ると思います。
革小物選びのお役に立てれば、幸いです。

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タンナー

タンナーとは皮革製造に関わる業種を意味します。
『皮』から『革』を作ることが、このタンナーの仕事になります。
『皮』は「鞣(なめ)されていない、毛のついた状態の生の表皮」であり、『革』は「皮を鞣(なめ)して、腐食したり硬化したりしないように加工したもの」を意味します。この両者は全く違うものなのですが、今だにこの両者は混同されて使われることが多いですね。
動物から採った『皮』を腐食しない、硬化しない実用的な『革』に加工するために必要な作業を「鞣し(なめし)」と呼びます。英語では、これを“tan”と言うため、皮革製造業者のことを“tanner(タンナー)”と呼ぶわけです。
有名なタンナーとしては、
 グッチやプラダにも供給しているイタリアの老舗タンナー・INCAS(インカス)社
 1900年創業で100年以上の歴史をもつ英国のSEDGWICK(セドウィック)社
 エルメスに革を供給し、「キング・オブ・タンナー」とも称されるフランスのDuPuy(デュプイ)社
などが知られています。

ブライドルレザー

ブライドルレザーは、最高級のカウハイド(成牛の表革)を6〜10週間もの間、天然植物エキスを用いて鞣し、染色を施して、じっくりとタロー(獣脂)と蜜蝋をしみ込ませて仕上げた革です。
元来は馬具メーカーが馬の鞍を造るために開発した素材でした。ブライドルレザーは年月を重ねるごとにその光沢・艶を増し、とても味わいのあるものになるのが特長です。エイジングがとても楽しみな革素材のひとつです。
ブライドルレザー製品は購入直後や、長期間使用しないでいると、「ブルーム」と呼ばれる白っぽい粉状のものが現れることがあります。これはブライドルレザー特有のもので、柔らかい布で磨くか、ブラッシングすると革の中に戻ります。このブルームが多いほうが良いブライドルレザーだと言われます。

エイジング

エイジングとは、使っていく経年変化の中で日光などにより、革の色、風合いが変化していくことを意味します。
革を鞣(なめ)す際に使用されるタンニン等の成分が紫外線に反応して色が変化します。要するに人間でいう日焼けだと考えれば分かりやすいでしょう。
この変化は使い方や手入れの方法、また革の部位や種類によっても変わります。革小物への愛着をさらに深いものにしていく魅力のひとつでもあります。

エイジング HERZの鞄

左の写真は、HERZ(ヘルツ)の鞄のエイジングです。革の色はキャメルです。左が新品。右が約1年半使用した後の状態。使い込んでいくうちに飴色に染まります。
キャラメル色の革のエイジングは、最もスタンダードで人気のあるエイジングです。

HERZ(ヘルツ)のシステム手帳
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